置くだけwifiの導入を検討するなら、自分に合っているかよく考えましょう。
あくまでもモバイル回線である点に注意しなければなりません。しかし、一般的なインターネット回線のように、
有線を屋内まで引き込まなくても大丈夫です。したがって、基本的には無線通信が可能なら適した環境といえます。
工事が必要ないので費用を節約できますし、使い始めまでの期間も大幅に短縮が可能です。
そう言われても、自宅が該当するのか迷ってしまう人もいるでしょう。その場合は自宅付近が対象エリアかどうか
問い合わせてみるのも有効な手段です。もちろん近隣の建物の影響もあるため、それが原因で
置くだけwifiが十分に機能しないこともありえます。
とはいえ、大まかな目安を会社側は持っているので、それを教えてもらうだけで参考になるでしょう。
エリアに入っていれば、とりあえず申し込んでみるだけの価値があります。一般的なルーターとは異なり、
モデムなどの通信機器は不要です。
ただし、通信速度に関しては気を付けなければなりません。置くだけwifiは有線のインターネットと比べると低速であるため、
どのような目的で使うのか十分に考慮することが大事です。
賃貸物件のインターネットにもぴったり!
置くだけwifiがよく選ばれている環境として一人暮らしが挙げられます。
なぜなら、賃貸のアパートなどには光回線を引けないことが多いからです。
新しい物件なら元から引かれているケースもよくあります。
しかし、古めの物件の場合はそうなっていないどころか、新たに引き入れることも不可能なことがあるのです。
その環境でインターネットを使いたいなら、別の手段を考えなければなりません。
置くだけwifiはそのニーズに応えられるものであり、すでに多く集合住宅で使われています。
コンセントがある場所であれば、簡単に設置できるというメリットも魅力です。
アパートの場合、そもそも光ファイバーを引き入れる穴もないのが一般的です。
仮にあったとしたら、その近くにルーターを設置することになります。
一方、置くだけwifiは場所の制約がありません。これは狭いワンルームアパートなどにおいて大きな恩恵があります。
極端な話、トイレにも置いておけるということです。スペース不足で困りやすい一人暮らしにおいて、
かなり融通の利くアイテムとして活躍してくれます。さらに、別のアパートなどへの引っ越しに対応しやすいこともメリットの一つです。